私についてのページ

 

 私の名は、自称大雪の“下山家風太郎(フウタロウ)またの名を“モジゲラ”とも、“フウ”とも申しております。
 1932年10月、札幌の藻岩村にて生を受けた32年モノです。熟成はしているものの、賞味期限はとうに過ぎてしまひましたが、消費期限はいまだに有効なやうです。

 いつも、分身であるムスコ(※1)にせがまれ、大雪入りをしておりましたが・・・・。そこは、秘められたロマンと共に、偽らざるドラマが展開される聖地でもあります。
 最近は賞味期限切れ後に始まった発酵の行程も峠を越えたらしく、腐敗の領域に近づきつつあるかのやうに思われます。折角の余禄の珍生、歳相応にたどるべく途に逆らうことなく、それらしく美しく適当にボケ、楽しくあしたを忠実に受け入れている今日このごろであります。
 今年もまた故障している頚椎を労りつつ、新たな出会いと未知なるものを求めて、リハビリを兼ねた大雪山俳諧を念じております。

07-6-18記

  

(※1)
 そのムスコ・・・・いつも素顔?で同行していたためか、大雪山の強い紫外線で心身共にボロボロ、治療不能となってしまひました。
 再生までの間、冒頭ページに適宜登場させることにしました。

 

 登山時に使用している1984年、黒岳の標高年に作った馬鈴です。私はこれを身につけ、先住民であるオヤジさんに我が身の到来を告げています。
  なお、それでもオヤジさんに出会うことが無いとは限りません。風上には十分注意をされることは、いうまでもありません。

 

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