情 報 編
04.7.01 | 再度案内板「奥の平」 の標柱について |
大雪山にも本格的な夏山の登山シーズンがやってきました。銀泉台から赤岳までのコースで、新調された「奥の平 」の表示板をつけた標柱の位置が、国土地理院発行地形図に表示されている位置との相違点を、昨年10月26日づけの情報として既にお知らせしてありますが、更に標柱の位置を図示することによって、多くの方々により深く認識していただき、視界不良等による迷走、遭難事故のないように願って再びお知らせするものであります。 | |
03.10.26 | 左を見ない鹿の道路横断 |
山中を車で走行中に度々見かける、車との衝突事故で斃れている鹿(動物編
・ああ無情)である。いずれの鹿も共通して左側後部に衝突の傷を受けている。目認した数例を基に考察してみると、これは道路を横断しようとして、右から来る車は通過を待って渡り出すが、反対から来るであろう左からの車には無認識のままで行動を開始する。 | |
03.10.26 |
★大丈夫でせうか 新調された「奥の平」 標示板 |
久方ぶりで、銀泉台から入山し、赤岳までのコースで紅葉を堪能した。途上懸念していた 奥の平
の新調 された表示板が視界に入ってきた。
この所はコマクサ平の下方で等高線1770mの、平らとはほど遠い狭い場所である。国土地理院発行の地形図と対照してみると、
地形図上に表示されている
奥の平 から水平直線距離で1.3km、高度差200mもの下方位置である。この件については昭和の末期に誰かのいたずらと思って、その筋に口頭で是正するように申し入れたものであるが、その時の職員の答弁は「地形図が間違っている」とのことで、笑い飛ばされ相手にされなかった。なおも、そうであれば国土地理院に対して地図上の位置訂正を申し入れるようにと、要望したことを思い出した。 |
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03.7.20 |
★トムラウシ山頂の標柱復元 |
2年前山頂の標柱が落雷を受け損傷したことを耳にした。左脚半月板を傷め長時間の山行きは無理であったが、コンブのぬめりで活性化をと発想を転換、コラーゲンの多いと言われるガゴメコンブの存在をつきとめた。その後はそれを独自に加工常食としての日帰り大雪山登行で、再生不可能と宣言されたひざ関節の軟骨と半月板が見事に再生した。 今回は4年ぶりで長い杖に体重を托し、2泊3日の行程でトムラウシの山頂に立った。懸念していたがそこには新たな標柱が以前の場所にあった。山名を鋳込んだ金属板はなく、上下二つに切断された標柱に、山名が太く彫り込まれ、旧の基部に継ぎ足す状態で組まれていた。 以前のものは昭和60年頃にヘリで山頂に降ろしての据え付けと記憶しているが、今回の復元は細切れになっている痕跡では、人力により担ぎ込まれたようであり、担当された方々のご苦労が偲ばれた。 |
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01.9.23 |
★危ないニペソツ山のミニピラミット |
平成9年7月、ニペソツ山の山頂にかなり長い亀裂を発見、管轄営林署に善処方をお願いしたのであったが、当時「林道の管理はするが、山頂の管理はしていない」という営林署の応対であった。久しぶりに去る8月17日、重たいガスの中、気になっていた山頂の亀裂確認に出かけた。 いつもは天狗平で一泊の行程だが、日帰りザックで長いアップダウンの繰り返しで到着。1時間ぐらいで予想以上の亀裂を確認した。当時の私の強い要望が聞き入れられたのか、あるいは何処かの有志の方々が張ったものか、取りあえずは亀裂に差し込まれた危険防止のプレートと共にロープが張られていた。 このニペソツの山は東大雪山の独立峰で、トムラウシ山に次いで大雪山愛好者の憧れの山である。 その山頂は三角形の衝立を立てたような絶壁で天を突き、中折れの幅14〜5メートル、奥行き4〜5メートルの狭い地形であり、そのためか気象条件は厳しく、冬には強い風が吹き荒れるため、雪の張りつく間もなく氷の融解と凍結の連続が岩石の亀裂を誘起、年々それを押し広げているようだ。 東面の絶壁と平行に走る亀裂は幾筋もあり、そのため岩盤の山頂にもかかわらずどこにでも杖を挿すことができてしまう。場所によっては踏み跡の土砂が吸い込まれ、亀裂の深さが思いやられた。立ち入り禁止の処置をこうじても、危険と言われれば余計に近づきたいのが人間なのかも知れない。このミニピラミットに達した場合、ガケぶちは充分な注意を要する所である。 |
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97.8.16 |
★新山誕生? |
上富良野町開基百年を記念して、”上富良野岳”の名称を国土地理院が正式承認。 その山名が平成9年6月1日発行の1/25,000地形図に新たに加えられた。 | |
97.7.13 |
★ニベソツ山頂亀裂確認 |
山頂手前(エゾルリ草、ミヤマオダマキの花のあるところ)の崖側に断続して長さ7〜8mの亀裂を確認。 | |
97.7.20 |
★クワンナイ川 |
オーバーハングの滝の巻道(崖)のザイル二本のうち太い方が磨耗しております。 | |
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